フルティフォーム
10月17日おはようございます。
朝がだいぶ寒くなってきましたね。
ベッドからでるのが辛くなってきだしました・・・。
寒くなりだすと鼻炎からの症状も出やすくなってきます。
調子がおかしい時は早目に病院へ受診されるよう注意されてください。
昨日は業務終了後、安全管理研修で杏林製薬さんから医薬品に関する研修「秋の喘息増悪の原因」というテーマでお話しをしてもらいました。
ベースは海外でのお話しになっていましたが興味深い内容でした。
お話しの最後に新薬についての紹介があり昨日のブログでも紹介していましたが、杏林さんも今回新しく喘息の吸入薬を販売することになっています。
「フルティフォーム」というエアゾールタイプの吸入薬です。
薬の成分は吸入ステロイドがフルチカゾンでβ2刺激薬がホルモテロールの配合剤。
喘息で詳しい方はお気づきになるかもしれませんが、現在よく処方されているアドエアの吸入ステロイド成分フルチカゾンとシムビコートに入っているβ2刺激薬ホルモテロールの組み合わさった配合剤です。
ホルモテロールの特徴は立ち上がりの早さ。
シムビコートはその立ち上がりの早さから頓用の吸入ができるように後から適応の追加にもなった吸入薬です。
MRさんに質問したところ今のところフルティフォームには頓用での適応追加の予定はなさそうとのことでした。
吸入回数は症状に合わせ1日2回、1回2~4吸入と幅が広くなっています。
カウンターもついてはいますがダイヤルが回るタイプ?のようで大まかな残り回数がわかるようにはなっているようです。
吸入薬も新しく追加になり症状にあった吸入薬、ライフスタイルにあった吸入薬と選んでもらう必要がありそうですね。
門前のクリニックから今のところ配合剤の処方せんが流れてきたことがないですが、広域の患者さんには調剤しているので特徴・吸入方法を勉強しておく必要がありますね。