実践?簡易懸濁法

12月20日おはようございます。

今朝は雨なのか?雪なのか?霰なのか?雹なのか?よくわからん天気です!!

風も強く、寒くなっていますのでお出かけの際はご注意ください。


昨日のお昼は新しく引き受けることになった在宅患者さん宅での担当者会議に行ってきました。

在宅医、ケアマネージャーさん、訪問看護師さん、通所リハのスタッフさん、介護用品を取り扱う業者さんたちと今後の方向性等についてお話しをして私は退院時の処方内容の確認をさせていただきました。

退院前に風邪をひいてしまったようでと昨日はさっそく薬が処方です。

追加になったのはクラビット錠で夕方の分から服用です。

簡易懸濁法で薬を服薬される方なのでまずは薬が適しているかどうか?を調べる必要があります。

前に簡易懸濁法の研修会に参加した時に聞いていましたが、最近はメーカーさんが添付文書に記載はしていないが質問が多いそうできちんとデータを持っているみたいです。

第一三共さんの医薬品情報室に問い合わせたところ「そのままの状態では懸濁はできなかったが乳棒などで4~5回叩いてから55度のお湯に溶かした時は懸濁でき8フレンチのチューブを問題なく通ることができた」とのことでとりあえず問題はクリアです。

簡易懸濁法ではそのままで懸濁できるもの、そのままでは懸濁できないが錠剤にヒビを入れれば懸濁できるものがあるそうで患者さんが退院時にもらってきた薬の中にも服用前にヒビを入れるよう指示がでている薬も含まれていました。

訪問時に患者さんの奥様に説明してお渡しし今後調剤する時のことでいくつか確認をすると「できるだけ手間がかからない方が助かります」とのこと。

成分が同じものであればこだわりはないとのことで、まだ調べてはいませんがヒビを入れる必要のある薬を先発品メーカー・ジェネリック薬品メーカーに問い合わせしてそのままで懸濁できるものがあれば情報を提案して変更することも薬局の仕事かな?と思いました。

退院時の処方がお正月くらいまで余裕があるので今のうちに調べておこうと思います。