第三回宗像薬剤師会無菌調製研修会

1月30日おはようございます。

昨日はさくら公園薬局がお休みで朝から日田の方へ行ってきました。

日田は小児科の門前薬局なのですが、インフルエンザも流行り出しているそうですね。

タミフル耐性インフルエンザの話もあってか、お母さんたちの要望もあり今年はわりと吸入薬が多く出ているとのこと。

AもBも両方でていますので皆さん十分対策されておきましょう!

夜は宗像薬剤師会の研修会があったため午後から一足お先に帰福させていただきました。

いったん家に帰って荷物を置いてから宗像へ。

昨日の研修内容は「第三回宗像薬剤師会無菌調製研修会 無菌調製の実技について」でした。

九大病院の薬剤部から多くの先生が来て下さり、6つだったかな?班に分かれての研修です。

実はいろいろあって今回私遅刻しました。

資料を見ると初めの方にて調整にあたっての手順の説明や服装・消毒など細かく説明があったようです。

調製するにあたっては針の刺す方向、シリンジをなじませる作業、アンプルの折り方、アンプルやバイアルの抜き方、エアーの抜き方、調製などなど詳しい説明もあったみたいですね。

そして実技として例題1から例題5まで準備してくれていて数が増えるにつれて調製も難しくなっていきます!

私は例題3 ピーエヌツイン1号 1000ml マルタミン注 1V メドレニック注2mlと
例題5 70%ブドウ糖 350ml キドミン注300ml マルタミン注1V メドレニック注2ml 塩化ナトリウム補正液20mlという内容の2つを実際にさせてもらいました。

実技をするにあたって班で手順を考えます。

できるだけ針をさす回数を減らせるようにいろいろと考え意見をだしあったのですが、これがなかなか簡単そうで難しい。

例題3はマルタミンが凍結乾燥した製剤なので溶かして抜く必要があるのですが、メドレニックで溶かすと配合変化をおこして沈殿してしまい薬効が期待できなくなってしまします。

私の場合はわざと失敗例としてその手順で最後に輸液に混ぜてみたのですが、成功例と見た目には区別がつかないので手順を間違えて作ってしまうと監査で見逃してしまう可能性もあるようです!

輸液の調整にはたくさんの知識も必要ですね!!

今回の研修会は先にも書いていましたが、講師の先生から調製方法を聞いてそのまま調製しだすのではなく、班で話し合いをして考えるようになっていたがよかったですね!

無菌調剤にはどこも興味があるところが多いようで、昨日は筑紫薬剤師会からも何名か参加してきていました。

研修も内容が濃かったのもあり終了したのが22時に。

九大病院薬剤部の先生方、筑紫薬剤師会の先生方、昨日は遅くまでお疲れ様でした!

また次の研修会も楽しみにしています!!