気管支喘息の薬物療法
4月18日おはようございます。
今朝は雨が降っている影響か少し肌寒いです・・・。
外へ行かれる時の服装には注意が必要そうですね。
水曜の研修会は福岡市の城南区にある上川路クリニックから上川路信博先生が来ていただき「気管支喘息の薬物療法」についてお話ししていただきました。
喘息のメカニズムから治療方法、薬剤の特徴とわかりやすく説明していただきました。
喘息の治療に欠かせないのは吸入薬です。
吸入薬には大きく分けてエアゾールタイプとドライパウダータイプがあり、さらに様々な種類の吸入薬があります。
適切な吸入ができていなければ期待している効果を得ることができません。
先生も患者さんにどの吸入薬をだされるか患者さんと話をして実物を見せ、手に取ってもらい吸入力に問題がないか?確認して選ばれているそうです。
薬局で患者さんへの説明も今後の治療に重要なポイントとなりますね!
去年の末頃だったかな?新しく発売された2つの吸入薬があります。
フルティフォームとレルベアです。
フルティフォームの特徴は今までに販売されていたアドエアの確実な抗炎症効果とシムビコートの長く効果が続き立ち上がりの早い気管支拡張作用のいいところをとった吸入薬です。
レルベアのいいところは効果が長く続くため1日1回の吸入で済むところです。
先生もレルベアは切れ目がなく効果が続くので患者さんからの評判がいいと言われていました。
どちらもさくら公園薬局で調剤したことはまだありませんが、販売当初MRさんの訪問もありサンプルや練習キットを手にして確認していました。
その時にフルティフォームは押すのが少し固いかな?と思っていたら皆さんも同じだそうで、販売当初はなかった(知らなかった?)フルプッショと言う補助具が準備されていました。
テコの原理を利用して力の弱い方でも押しやすくできるようになっていました。
こういった補助具があることを知っているか知らないかも患者さんのアドヒアランス・コンプライアンスにもかかわってくることなので薬局としても幅広い情報を得ておくことが必要ですね。
上川路クリニック
http://www.kamikawaji.com/