沢井製薬工場見学
6月20日おはようございます。
物流センターの見学が終わってから飯塚にある沢井製薬の工場見学のため移動です。
時間は12時少し前くらい。
高速道路に乗ると交通事故に巻き込まれてしまい予定を超えて飯塚入りです。
学生たちとご飯を食べるため下調べしてあったトンカツ屋さんへ。
割と人気のお店だそうですが・・・う~ん・・・味は悪くないけどカツが薄いな・・・。
肉って感じがしなく、個人的にはもう一つかな・・・?
余裕をもって工場につく時間を設定していましたが渋滞の関係もあって10分少し遅刻で到着です。
薬学生の中には地元の第一薬科大学生がいるのですが、第一薬科大では一年生の時に沢井さんの工場見学があるそうです。
それを知った時に工場見学はどうしようかな?とは思いましたが、入ってすぐに工場を見るのと4年間薬学に関する勉強をしてきて工場を見るのとでは見方も大きく違うと思います。
今改めてみた方が価値も全然あるでしょう。
飯塚の工場では注射剤、錠剤、粒剤、カプセル剤、外用剤(軟膏、クリーム)が作られています。
見学の始まった時間の関係で今回は注射剤が動いている所は見れませんでしたが享年は入ってなかった新しい機械(まだ活動はされてませんでしたが)なども見ることができ、学生さんたちも工場長の説明を真剣に聞いていました。
豆情報!
見学の時にはもちろんメモを取ることはできるのですが、シャープペンシルは禁止です!
何故かというと折れた芯が混入したりする恐れがあるからだそうです。
実際に入ることはないんでしょうが、可能性のあることはできるだけ排除して起こらないようにしておくことが大事なんですね(薬局でのインシデントと同じです)!
今回も工場見学の後に質問タイムをいただきましたが・・・相変わらずシャイボーイ&シャイガールだったので私がいくつか質問をさせていただきました。
工場で働かれている薬剤師の人数、インスリン製剤・医療用麻薬について、沢井さんの製品の特徴などなど・・・。
大変ためになる機会をいただき沢井製薬さん、ありがようございました!
工場を後にして最後の締めは古賀市にある翔薬さんの東福岡支店へ移動です。
まだ建物も新しく備蓄数もかなり多めに置かれています(実際何か急に必要になった薬があった時は翔薬さんが持っていることが多いですね)。
管理薬剤師の先生が仕事の内容を説明してくださいました。
会営薬局の麻薬金庫もけっこうな大きさですが、さすがは卸さん!麻薬金庫はルパン三世にでてくるような本格的な金庫です!!
毒薬庫、向精神薬庫、覚せい剤原料もきちんと分けられていて(当り前ですが・・・)ふだん私たちが見ないような薬を見ることもでき、学生よりも私の方がワクワクしていました。
薬局業務の裏で働いている方の協力があって私達の仕事が成り立っているということを理解してほしくて企画させていただきました。
学生さんたちが薬剤師になり、管理薬剤師になってジェネリックの選定、どこから納品するか考えた時に今回の経験を思い出して選択の一つの指標になればいいのかな?と思います。
学生さんたちも朝から夕方遅くまで一日お疲れ様でした!
言っときますが、私は沢井さんや翔薬さんのまわし者ではないですからね!
飲みに行ったら割り勘っていうか、気が付いたらこっちが払わされているくらいです・・・。
誰かおごってくれ!!