残薬調節してみませんか?

9月29日おはようございます。

今朝も肌寒かったですね。

シャツを半袖にするか?長袖にするか?少し悩んでしまいました。

日中はまだ暖かかったりもしますが、朝・晩が冷え込み温度差もあるので皆様体調には気をつけられるようしておいてください。



みなさんお薬の飲み忘れはないですか?

薬局に来られた時によく訪ねられる言葉だと思います。

患者さんにお渡しして家庭で飲み忘れた薬は年間約470億円になると推計されています。

以前福岡市薬剤師会の取り組みが新聞でも取り上げられていたのでご存知の方もおられると思いますが、家庭に残っている節約バッグを利用して薬の調節し、医療費の削減に取り組む運動がされています。

今回は福岡市薬剤師会・糸島薬剤師会・筑紫薬剤師会・粕屋薬剤師会そして宗像薬剤師会が合同でお薬の節約バッグを作成し、みなさんのご家庭にある残薬の調節に取り組待させていただきます。

他の病院、他の薬局でもらった薬でもかまいません。

家庭に残っている薬があれば薬局に持ってきてくだされば医師に問い合わせをし薬を調節してもらう相談をします。

国の医療費の削減にもなるし、何よりも患者さんの負担の軽減にもなりますね。

残薬を持参してくださったことで飲み忘れの多い方の認知症に気がつくことができたり、手帳を利用されている方も多いですが他科での薬の重複に気がつくことができ薬の適正使用にもつながるなどの相乗効果も期待されます。

普段からも各薬局で残薬調節はされていますが、10月からお薬の節約に関する研究のために皆様の持参された薬の結果を個人が特定できない形で九州大学薬学部臨床薬学分野に送付させていただきます。

ご協力の程お願いいたします。

※残薬の調節は薬剤師の判断で勝手にすることができません。残っている薬の数を医師に伝えてから日数や数を調節してもらいます。問い合わせの返事に時間がかかることもありますのでその点はご了承くださいますようよろしくお願いいたします。