エリザス

10月16日おはようございます。

朝が寒くなりましたね・・・。

布団から出るのに私も苦労していますが、子供を起こす時は難癖つけて起きようとせず手を焼くようになっています。

皆様も風邪をひかないように注意しておいてください。


昨日は薬局ミーティングの後にクリニックと合同で研修会を受けてきました。

研修会の中で薬局でもよく調剤している点鼻薬「エリザス」についてのお話しがありました。

エリザスの特徴は1日1回使用のパウダータイプです。

他の点鼻との使い分けはどっちが強いとかではなくて鼻の中の状態によって使い分けていることが多いですね。

初めに薬がでたのはカプセルタイプで専用のツインライザーという噴霧機にセットをして使用する薬でしたが、これがハタから見ると少し間抜けな感じが・・・。

噴霧機も当初は200円だったかな?自費だったのが後からは無料配布にはなりましたが2週間で新しいものに取り替えが必要で面倒な一面もありました。

そういった声が届いたのか?新しく初めから噴霧機に薬剤が入ったタイプが販売されるようになって当薬局での取り扱いもグンと増えるようになりました。

他の液体タイプの点鼻に比べると充填作業が必要なので慣れるまではとっつき悪いのと粉が微量なので使用感がわかりにくいという所が注意点です。

せっかくのいい薬もしっかり使えなければ意味はありませんのではじめて使う方には使い方の説明と使用感のお話しを必ずしていますが、自分でされるという小さなお子さんやお年寄りの方には薬局で問題なく使えるか?練習してもらうようにもしています。

実際話をしながら使ってもらうことで使用感がないけど使い方には問題がないことも理解してもらえるので安心して使ってもらえることにつながります。

粉タイプの点鼻には他にもリノコートやジェネリックのベクロメタゾンがありますが、もう一つエリザスの優れているのは使用カウンターが見やすいこと。

エリザスは1本が28回使えるようになっています。1日1回の使用ですが、両鼻に1回ずつ使用するので2回使用することになり14日分の薬です。

1回使用するごとに数字と点のカウンターが減って行き残り使用回数がわかるようになっています(ただし必要以上に充填作業をするとカウンターだけは減って行きますけど・・・)。

他の点鼻もそうで「1週間たってもまだ残っているので使っています」と言われることはしばしばありますが、1週間できちんと空になるわけではないですがした時に出る量が一定量でなくなっていますので新しいものに取り替えて使うことが大事です!

途中で使うのを忘れても残り回数がどれだけ使えるか?眼で確認できるのは便利ですね(ただし原則点鼻は即効性がありませんので毎日続けて使うことが大事ですけどね)。

当薬局では点鼻だけで10種類取り扱っています。

それぞれに特徴や使い方、1本で使用できる日数も違います。

正しい使い方を薬剤師がきちんと理解して説明させていただきますね。