クレアチニンクリアランス

4月24日おはようございます。

今度から九州大学病院の院外処方箋に患者さんの検査値が記載されるようになっています。

と、いうことはですよ・・・今まではカルテを見ることができなかったので処方箋をみて患者さんとの話をきいてお薬をお渡ししていましたが、今後は検査値を見ながら薬の量に問題がないのか?も薬局で確認して患者さんにお渡ししないといけないということです。

お薬の中には腎臓で排泄されるタイプの薬も多く、腎臓の機能によって量の調節が必要だったりします。

その時によく利用される検査値としてクレアチニンクリアランス(Ccr)という値があります。

院外処方箋にはCcrの値は記載がないので、他の検査値から計算して値を出す必要があり先日も院外処方箋発行についての説明会で薬剤部の先生が説明してくださっていました。

さっそく薬局でもパソコンですぐに計算して値をだせるサイトをお気に入り登録はしましたが、遠い記憶に電卓で計算して出せるやつをみたことがあった覚えが・・・???

仲のいいMSさんに相談して調べてもらったところ・・・ありました!

バイエルさんの販売している血液凝固抑制薬イグザレルトもCcrによって薬の量に調節が必要なのですがイグザレルト電卓を使うと男性or女性、年齢、体重、血清クレアチニン値(これが記載されている)の入力をすることでCcrを計算してくれるさばけた電卓です!(でも記憶では黄色い電卓だったような気もしたんですが・・・?)

今後ほかの病院でも検査値を記載される病院が増えきますので迅速に対応できるようにしておきたいと思っています。

ちなみにバイエルさんの作成しているアプリもあり、スマホからでも計算できるアプリがあるので便利です!