コンサータ錠

4月30日おはようございます。

門前にある耳鼻科の処方箋を主に取り扱っていますが、処方箋を発行している病院すべてに対応しています。

が、薬によっては取り扱うことができない薬もあります・・・。

それは麻薬小売業免許を取っていなかったり高度医療機器販売の届け出をしていなかったり・・・と、いろいろな届け出をしていないと取り扱えない薬や医療材料があります。

高度医療機器販売の届け出は在宅をしている関係もありちょうど先日申請をしようと保健所に届け出の書類一式をもらいに行ったところでしたが(ほんと何日か前)、先週土曜日にある病院から処方箋がFAXで流れてきました。

FAXに記載されていた薬は「コンサータ錠」。

このお薬は過去にいろいろと不適切な処方があったりしてから他の薬に比べて取り扱いが厳しい薬になっています。

もともとはリタリンという薬で、現在は突発性睡眠にしか適応がない薬です。

し・か・し・同じ成分ですが、違った目的に利用されるときにはコンサータという名前の薬に変わります(ややこしや~!)。

取り扱うにあたっては事前にメーカーさんへ取扱いの登録申請をして薬局の管理者(代表ではなく管理薬剤師)がEラーニングで講義を受けてからテストを受け、合格することでやっと取り扱うことができるようになります。

患者さんに電話で事情を説明し今回はさくら公園薬局からお渡しできない薬なので近くで取り扱いができる薬局を説明してそちらの薬局へ行ってもらうことになりました。

すぐにメーカーさんに相談して登録申請をしてから管理薬剤師のS先生にEラーニングを受けてもらうようにしました。

いろいろと届け出は出していたつもりでしたが、まだまだ足りないところもあり反省です・・・。

数ある薬局の中からせっかくさくら公園薬局を選んでくださった方にお断りしたりする必要がないよう気を付けたいと思います。