在宅医療機器整備事業
5月19日おはようございます。
昨日は業務終了後に宗像医師会在宅医療連携拠点事業室「むーみんネット」の研修会に参加してきました。
業務終了後、雨で足元の悪い中を多くの医師、看護師、薬剤師が参加されていました。
在宅における医療体制の充実を図る目的で個人ではなかなか購入しにくい在宅医療機器をむーみんネットで購入して必要な患者さんに貸し出しをすることができるようになりました(6月からやったかな?)。
今回貸し出しができるようになったのは超音波画像診断装置と携帯型精密輸液ポンプです。
薬剤師として直接かかわってくるのは輸液ポンプの方です。
今回購入されたアイヒューザープラスは定速での持続投与に加え痛みが強く出た時に追加して投与できるPCA投与ができるタイプの物でした。
私が在宅担当した人数はまだまだ少ないですが、今までにこのタイプの輸液ポンプを使っていた方は一人だけだったかな?
何度か研修会でも触れることがありましたが他の物もどうだったのだろう・・・?
輸液を患者さん宅へ持って行くときに重要なこととしてすぐに投与できるようにしておくこと(特に痛み止めの医療用麻薬を使う時など)があります。
プライミングといって輸液チューブの中に薬液を満たしておいて、連結してすぐに投与できるようにしておくことが大事です。
初めてインヒューザーポンプの調剤をした時はそういったことを知らずに先生から指摘を受け勉強になりました・・・。
通常はロックを外して自然落下するのを待っているんですが、今回の輸液ポンプではポンプでプライミングすることができ速やかに投与できるようになっていました。
昨日もB先生と話しながら説明を聞いていましたがどこまで薬剤師がかかわるのか?恐らく輸液を調剤して患者さん宅へ持って行くまで?(セットはご自分でか訪看さんか?)設定変更も訪看さんか?医師か?プライミングはした状態で届けるのかどうか?・・・。
もう一度貸し出しが始まる前に薬剤師だけでの研修会があるそうで、その時にはマニュアルもできているとは思います。
内服や貼付の医療用麻薬はよく取り扱っていましたが、貸し出しが動き出すと注射関係の処方箋も増えてくるのか・・・?
しばらく輸液や注射を触ってなかったので手順やら忘れています・・・繰り返し定期的に勉強せないかんですね・・・。