メトホルミン塩酸塩錠250㎎・500㎎MT「DSEP」
6月26日おはようございます。
今日はクリニックが午前中だけの診療で午後は休みになっています。
薬局のスタッフもクリニックに合わせて午後は休みになりますが、私はいろいろありまして薬局業務をする予定なので、処方箋の受け付けは通常通り対応させていただきます。
ただし学校薬剤師の仕事の関係で1時間ほど留守になる時間ができますので、お急ぎの方は夜間・休日連絡先の方へお電話していただけると助かります。
水曜日に西新のゆずりは薬局へ行ったときに第一三共エスファさんから医薬品にかかわる安全管理研修を開いてもらいました。
先日発売されたメトグルコ錠のジェネリック「メトホルミン塩酸塩」についてのお話をしていただきました。
低血糖を起こしにくい血糖降下薬として糖尿病初期症状の方にもよく処方されている薬です。
先発と異なり適応が一つだけとれてないそうで、小児への調剤ができないそうです。
専門の先生もまず小児に出すことはないと言われているそうですが、こども病院の処方箋などであれば可能性もないこともないのかも・・・?
でも、その情報を知っているのと知らないのではずいぶん違ってくるのでそう言った細かい情報も大事ですね。
特徴としては両面に印字されていること。
割線が入っていますが線を境に両方に名前が印字されています。
これは1包化の監査の時には助かりますね!
1包化と言えば・・・先日某サイトでもメトグルコとレザルタスを1包化してしまった事例についての記事が載っていましたが成分が同じなだけあってジェネリックでも同様だそうです。
メトグルコと降圧剤のオルメテックを1包化するとメトグルコが変色してしまいます(詳しい理由は忘れましたが・・・)。
ここまでは結構有名な話ですが、最近は配合剤といって2種類の成分の薬が配合された錠剤があります。
その中の薬でレザルタスという薬はオルメテックとカルブロックという作用の異なる降圧剤の配合剤です。
で、そのレザルタスもやはり成分にオルメテックが配合されているのでメトグルコと1包化すると変色してしまいます。
配合剤・・・今は種類がどんどん増えていて、ふだんあまり取り扱わない私には何の組み合わせだったか混乱してしまいます・・・。
もっとストレートにわかりやすい名前にしてくれたら・・・オルブロックとかカルメテックとかにしてくれたらイメージしやすいんですが・・・。
最近は1包化される患者さんも多くなり水光会病院の院外処方箋の取り扱いも増えたので、こういった情報も知っておく必要がありますね。