フェキソフェナジン塩酸塩OD錠「トーワ」30㎎・60㎎
2月5日おはようございます。
今朝もまだまだ寒いですね!
昨日も朝・晩は冷え込んでいましたが日中は温かく温度差も結構ありましたので体調を崩されないように注意しておきましょう!!
先発品・後発品(ジェネリック)にかかわらず、新しいOD錠や粉薬が販売されることになった時に製剤見本ができたらサンプルとしていただけるように普段からMR・MSさんにお願いしています。
と、言うのも味は採用の判断にもなるし、患者さんにお渡しするにあたって自分で味や食感(?)を知らないと患者さんにもうまく伝えることができないと思いますし、伝えないといけないことを忘れてしまいやすいと思います。
先日ジェネリック医薬品を販売している東和薬品のMRさんから「改良品が販売になるので」と、この散剤・OD錠ソムリエの元にサンプルが届きました。
今回のテイスティングはフェキソフェナジン塩酸塩OD錠「トーワ」の30㎎と60㎎です。
フェキソフェナジンはアレルギー治療薬の一種で花粉症の時期だけでなく一年を通して処方されることが多い薬です。
前からOD錠はありましたが、味が良くないということで採用は見合わせていました・・・。
東和薬品さんは味の加工には定評があり、今回も味の改良に努力をされ新しく販売することに至ったそうです。
通常は7歳から11歳までが30㎎、12歳以上が60㎎で服用する薬です。
年齢による使い分けがあるのもあって、今回OD錠は30㎎と60㎎で味を変えて作られているのが特徴です。
ちなみに30㎎がバナナ味、60㎎がライチヨーグルト味となっています。
問題の味ですが・・・なかなかいけるやん!これならありやね。
でもやっぱり時間がたつと苦みはあるかな・・・。
個人的には60mgの方が後味は苦みを感じやすかった気がしました。
粉薬は体重によって量が増えるものが多く、小学生くらいになってくると1回分の量でもけっこうな量になってくることがあります。
量が多くなりすぎて逆に服用しにくくなるパターンってのも結構ありますね。
錠剤にすると量もかなり抑えられますが、錠剤が初めてで飲めないお子さんがいるのも確かです。
そういったお子さんの錠剤練習にもOD錠は一役買うところもあるので採用しようか・・・まだ検討中です!