調剤報酬改定にあたり思うこと

3月25日おはようございます。

久しぶりにブログ更新です。

先日の水曜日は、今度の調剤報酬改定における集団指導を受けるために業務終了後に八幡のほうまで行ってきました。

今回の調剤報酬改定は条件が厳しいところが多く、特に私のような個人薬局規模のところがその条件に入ってしまうとどうにもこうにもならんところがあり「どうしたものか・・・」と頭を抱えているところでした。

が、今回の資料を見ていると集中率(全受付処方箋枚数の中で主な処方箋を取り扱っているクリニックの割合)の計算方法が思っていたところと違った計算方法で、翌日計算し直してみると何とか厳しい条件をクリアすることができそうでした(もしかしたら前からそういった計算方法だったのか?前は条件に引っかかってなかったのでそこまで詳しく調べてなかったから・・・)。

そこがクリアできれば在宅の実績があることや薬局で揃えている品目数などからしても条件をクリアでき基準薬局として取り組むこともできるようになっています。

今回の改定でのポイント(前回もそうですが)は処方箋受付枚数、集中率。

でもですね・・・枚数や集中率で区切るのはどうなのかな?と思うところもあります。

極論を言えば患者さんのことを後回しにして規定枚数を超えないように受付すればいいのかって話になるし(そんなところはないと思いますが)、時間帯によっては「ここは遅くまで開いているから」とその薬局でしか受け付けられない状況などもあります。

で、その条件から外れてしまうと基準調剤薬局として認められなくなってしまいます(特例条件はありますが、とてもでないが非現実的で・・・)。

で、今回一番解せなかったのは受付枚数と基準薬局って関係ないやろ?ってことですよ!(これも前回からそうだんたんやろーか?)

極端な話すれば処方箋受付枚数が年間23999枚で在宅の実績が年に1回だけあった薬局は基準薬局として認められますが、年間受付枚数24000枚で年間を通して在宅に取り組んでいる薬局であったとしても基準薬局として認められないっておかしくないですかね?

んならスタッフに負担をかけて業務中に抜け退院時カンファに参加したり担当者会議にでかけたり患者さん宅へ訪問したり夜間や休日に呼び出しがあったりまでして取り組む必要があるのか?って思うところもありました(医療人として相談されれば対応はしますが・・・)。

おそらく全国に私と同じような条件で苦しんでいる個人薬局はたくさんあるんじゃないかな?と思います。

医療費が高騰しているのはわかります。

でも条件によっては私のような個人薬局に大きく負担がかかるところもあるということをもう少し考えてくれたら・・・と思うところです(まー、難しいでしょうけど・・・)。