調剤報酬改定とお薬手帳と私

4月1日おはようございます。

今日から新年度！

新たな環境でのスタートとなる方も多くいられるかと思います。

診療報酬や調剤報酬の改定もあり、今までと同じ治療や処方内容でも支払いに差が出たりすることがあります。

テレビでも取り上げられていますがお薬手帳（今朝もアサデスにＭ先生が出演していました）。

手帳を提出するかしないかで支払いに差が出るのは以前からでしたが今回は逆になっています。

継続して受診される場合に手帳を提出したほうが少し支払いお安くなります。

というのも、手帳がないと現在何の薬を服用されているのかハッキリわからないため、出された薬によっては受診されているクリニックや薬をだしてもらっている調剤薬局に電話したりして併用薬を確認したり、場合によってはクリニックへ併用薬を伝えて処方内容を変更してもらったりと手間がかかる（言い方が悪いですが）こともあります。

粉薬の場合は服用している薬を確認して混ぜて飲んでも問題ないか？味が変わったりしないか？などの確認もできアドバイスすることもできます。

他でもらっていた薬が中止になっていたり追加になっていたりしたことの理由を聞いて問い合わせし処方内容が変更になることもあります。

手帳は患者さんの体を守るための道具です。

同じ薬をつづけてもらっていたとしても記録が載ってなければ現在服用してないと思われ薬が重なることもあります。

同じ薬であっても毎回きちんと記録してもらうようにしましょうね。

ただし、正確に言うと今回の調剤報酬は非常に分類が細かく分けられていて、薬局によっては手帳の有無にかかわらず支払いに差がでない薬局もあるので不明な時はスタッフにお尋ねください。

個人的には薄型簡易手帳で手帳を算定していた薬局が今日からどういった対応するのかがどうされるかが気になりますけどね・・・。

あと今回の大きな目玉としては「かかりつけ薬剤師」。

これはいろいろ思うところもありまたの機会にブログを書こうとは思いますが・・・。

いろいろ声掛けされると思いますが、患者さん皆さんが信頼のおける薬剤師の方になってもらうようにしておきましょうね。