料は別として「かかりつけ薬剤師」
4月11日おはようございます。
先日の続き
トラマールの問題はひとまずクリアして次は耳鼻科の方の問題。
ムコソルバンとカルボシステインは併用することもありますが、医師が併用を知っていて処方しているかどうかが前提です。
B整形とC耳鼻科を受診した時には手帳を持参しておらず、A内科で今回もらってきていた処方内容は理解されてなかったようです。
今度はC耳鼻科に電話して受付の方に状況を説明し(うまく伝わったか・・・?)確認してもらっている間にOさんとお話していると
Oさん「う~ん・・・それやったら私は一緒に飲んでいてもいいんだけどね・・・」
私「確かに一緒に飲むことはありますが他の薬の量も多いし、減らせれば減らした方がいいですよね。一緒に飲むにしても先生が知っているかどうかってのが大事ですよ」
と、話をしていると耳鼻科の看護師さんが状況を確認しに薬局まで来てくれました。
で、三人でいろいろと話をして結局今回はOさんの希望もあり併用することに。
先生には看護師さんから状況を説明してもらうことになりました。
C耳鼻科のほうも問題クリア。
おまけ。
Oさん「内科でまとめてだしてもらったんだけど(1包化)、前は入院しているときに眠らないといけなかったから睡眠薬を飲んでいたんだけど、今は家に帰っているから寝れないなら寝れなくてもいいんだけどね」とのこと。
と、いうわけで「寝る前」で分包されていた便秘薬と導入剤をバラしてユニパック(分包しなくていいとのことで)にまとめて入れてお渡しすることに。
導入剤が入院中にもらっていた分がジェネリックで退院してもらって来ていた分が先発品だったため見た目や色が違っているけど同じ成分の薬であることを重ねて説明。
で、やっぱりお薬手帳の重要さがわかりましたね。
受診が思ったよりも長引いて、お昼に一度帰宅し薬と一緒に手帳も置いてきてしまっていたことが問題でした。
B整形に受診して調剤薬局に行かれる時に手帳を持参していれば防げた案件だったのかも?
まあ、手帳をお忘れした時に口頭で「薬の内容は変わってない」(たしかに変わってはないんですが)という確認しかしてなかったのも原因ですが・・・。
でもA内科、B整形、C耳鼻科を受診してそれぞれ違う調剤薬局で薬をもらい私どもの薬局に相談しに来てくれたのはうれしかったですけどね。
そういった意味でも今回新設された「かかりつけ薬剤師指導料」ってのが大事ということはわかりますが、こんなのは以前からしていることで今回新設されたからと言ってあんまり積極的に取り組む(?)気持ちにはなれないんですが・・・。
みなさんも何かあった時は気軽に相談できる薬剤師さんを見つけておきましょうね、私たちもそう目指します。