フィ~ジコちゅわぁ~ん!
2月27日おはようございます。
昨日はフィジコで学ぶフィジカルアセスメント研修会に参加してきました。
フィジコとは・・・フィジカルアセスメント(呼吸や心音、聴診、触診をして患者さんのし症状などを把握すること)に必要な基本的な技術を練習することができるモデルさんです。
各支部から何名かずつ参加されているようで、A~D班に分かれ全員で20人くらいだったかな?
宗像からは会営薬局のY先生と私が参加です。
薬剤師が聴診器をもって心臓の音を聞いたり胸の音を聞く機会というのはまだなかなかないと思いますが、近い将来はそういったことも場合によっては必須になってくるのかもしれないですね?(診断ではなく薬の効果や評価、異常がないかの確認などでですね)
昨日は心音と呼吸音をいくつか抜粋して練習しました。
初めの正常音から聞き取り、あとから心不全患者さんの音と比べます。
聴診器で聞き取れる音はマックスに設定してはいましたが、慣れるまではなかなか難しいですね。
おっとさん、おっとさん・・・。
おっかさん、おっかさん・・・。(詳しいことは研修を受けて)
心音は複雑です。
正常音と違うことは分かりますが、どういった症状なのかの聞き分けが難しい!
スピーカーを通して実際の音を聞くこともできるので、聴診器で聞き取りにくかったとしても音の確認はできましたが実際に診察をされている先生方はすごいですね!
呼吸音は心音よりも聞き取りやすかったですね。
薬の副作用で起こる間質性肺炎の呼吸音は特徴的でわかりやすかった。
息を吸うときに「パリパリパリパリ」とマジックテープを剥がすような音が聞こえます。
免疫抑制剤系統のお薬を服用している患者さんが「息苦しい」「咳がでて・・・」などと言われたらパッと聴診器を取り出して呼吸音を確認することもできるかも(っていうか、そういわれた時点で報告なんですけど)。
どういった音がしているのか?この音がしているということはどこに異常がみられているのか?とにかく何度も聞いて練習するしかないようです。
そのうち薬学性も臨床薬学として聴診器を持つ日が来るかもですね。