猛省・・・

2月24日おはようございます。

昨日は朝から大変でした。

朝のブログはどうでもいいネタのことを書いていましたが、その前に事件が・・・。

通常通り出勤し朝の発注を済ませ「さて何から始めようかね・・・」とパソコンを立ち上げているところに門前のクリニックで勤務されている助手のOさんが焦った様子で薬局へ入ってこられました。

「薬局の前で人が倒れています!」と教えていただき外に出てみると、齢のころなら60代後半くらいの男性が転ばれて座り込んでいました。

どこかで見たことあるような・・・?

声をかけると意識はしっかりしています。

ふらついたりめまいがしたわけではなく足元がおぼつかずに転んでしまったと。

転ぶときに手をついてしまったようで手のひらに傷ができていましたが、足の方は痛めたりはしてない様子。

毎日飲んでいる薬などないか尋ねると血糖降下薬などは飲んでないが降圧剤は飲んでいて、最近変更になったりはなく服用している薬も飲み慣れた薬とのこと。

ひとまず落ち着いてもらおうと思い、薬局まで肩を貸して待合室で休憩してもらうことにしました。

怪我の手当てをして落ち着いてもらうためお茶をお渡ししてから家族の方へひとまず連絡してもらいました。

再度状況を確認すると先程の前にも転んでいたそうで2回目の転倒だったと。

昨日も歩き方がおかしく感じていたそうで、本人さんはパーキンソン病を疑いK病院へ行かれたそうですが紹介状がなく受診できなかったとのこと。

話を聞いているとパーキンソン病の特徴である歩き始めの一歩が出にくいということはないそうで、ちょっと違うのかも・・・?

手足のしびれや頭痛しゃべりづらいなどはないとは言われるけどちょっと焦点が合ってないような気がしないことも・・・。

転倒の原因もハッキリしてないのできちんと調べるためにも病院の受診をすすめると「今日はどうしても仕事に行かないといけないから・・・」と言われ「大丈夫かな?」と思いながら近くにある脳神経外科の話をしているとかかりつけのW病院の話になり、ネットで調べてみるとそちらの中にも脳神経外科がありました。

かかりつけの方がカルテもあるから今までの情報もわかると思うので、まずは電話で相談して検査してもらうように話をしているところへ奥様が薬局まで車で来てくれました。

「あー、○○さんのご主人さんだったのか!」

奥様はクリニックにも受診されていた方で、ご主人さんと一緒に薬局まで薬をもらいにも来られたこともあったので見覚えがあったようです。

先程までの状況を説明し病院の受診をすすめましたが、本人さんは相変わらず仕事があるからと博多の方まで電車で行くつもりの様子。

「博多駅は利用者も多く階段もあるけど大丈夫かいな?」と思っていると今度はクリニックの看護師のHさんがOさんから話を聞いて薬局まで状況を確認しに来てくれました。

Hさんが話を聞いて「仕事は遅れてもいいから先に病院で調べてもらった方がいい!」と強く勧めてくれ、後からどうだったか確認するからと連絡先を交換してくれました。

薬局を後にされたのが8時過ぎくらいだったかな?

それから通常業務に戻り、何やかんやしてるうちに診療の時間に。

午前中の仕事をしながらも「ちゃんと病院いかれたやろか?」「なんか原因はわかったやろか?」と気にはなっていました。

午前の最後の患者さんに薬を渡し終えてから連絡があったか話を聞きに行くと・・・。

病院で検査したところ脳に出血がみられていたそうで、早ければ今日にも遅くても明日には手術することになったと連絡があったそうでした!

私が同じ立場だったらたぶん仕事に行くだろうな・・・と思ったのもあり強く言えなかったですが、Hさんが強く言ってくれたおかげで大事に至らず済みました・・・。

青柳先生の教訓が生かされておらず反省・・・ただただ反省・・・。

皆様もいつもと何か違って違和感などがあった時は仕事を休んででも病院で検査してもらいましょう。

何かあった時は早めの治療が大事です、問題なければなけれでよかったやないですか!