山ガールさんへの山の贈り物-白馬岳から朝日岳へ2

今日はいよいよ花の楽園、朝日岳まで行きましょう。
コースタイムでも約7時間になってますので白馬山荘を早目に出発しよう。
山荘から見上げる白馬岳は、左側側は山頂までグット持ち上がり、それとは非対称的に右側は頂上から垂直に近く切れ込んだ姿をしている。何と素晴らしい、雄大な白馬岳の姿でしょうか?
15分ほどの、頂上からは白馬三山、鹿島槍ヶ岳、剣・立山連峰が見渡せます。

三国境で昨日ここから登ってきた道を分かれ、雪倉岳、朝日岳の縦走路へ入る。ここからの景色は、残雪の多さが目を引く光景です。北アルプスでもこれ程の残雪はここでしか見れないでしょう。
少し掘ってみて、ここでかき氷屋を開店してみてはいかが?

途中鉢ヶ岳では東斜面にあざやかな黄色のシナノキンバイ、淡い白に近い淡黄色のチングルマの群生があり、写真を撮るには素晴らしいスポットです。
雪倉岳のゆるい登りと、砂礫で歩きづらい下りを通過すると、今日の目的地の朝日岳が大きく見えてきます。

このコースのもう1つのスポットは淡いピンク色のハクサンコザクラ、チングルマが咲き乱れた小桜ヶ原です。

そして朝日岳の巻き道(山頂を通過しないで等高線に沿って巻いて通る登山道のこと)である白馬水平道に入る。

しばらく行き、朝日岳からの道と合流するともう朝日小屋http://www.asahigoya.net/
は直ぐ目の前です。お疲れ様でした。
しかし登山者が少なかったので山の稜線歩きが満喫出来たのでは無いでしょうか。
わたしが朝日小屋に泊まった時は、私たち3名ともう別のパーティーの4名だけでしたから。
朝日小屋があるのは朝日平というなだらかな所にあるのでテントもお薦めですよ。
この小屋の周りの朝日平にもハクサンコザクラが咲き乱れていますので、のんびり見て廻るると良いですよ。

次回はいよいよお薦めの露天風呂のある蓮華温泉です。

写真は可憐に咲き乱れるハクサンコザクラ