山ガールさんへの山の贈り物- 雲上の楽園・五色ヶ原
さっそく雲上の楽園・五色ヶ原http://web.mac.com/poccini/5colors/index.htm
へ行きましょう。
五色ヶ原へは富山地鉄の折立(おりたて)からのルートで太郎平から薬師岳経由で入るということもできますが、アプローチが長いので、山ガールさんには立山・室堂から入るルートをお薦めします。
帰りはまたゝ室堂近くの”みくりが池温泉”でとっぷり温泉につかり、休めてから室堂から帰るのがひみつのお薦めです。
まず、朝一番に立山室堂に着き、出発できるように前夜の夜行で出発です。
室堂バスターミナルから歩き始めると、5分ほどで一の越分岐に、浄土山の急登にうんざりしながら行くと、今日これから歩く稜線が見えます。それを見ると、少しほっと癒される感じ!
1時間30分ほどで浄土山の広い山頂にでる。ここからは360度の展望で景色に見とれてしまいます。
15分ほど行くと竜王岳小屋があり、後方にはなんと剣岳の雄姿が・・・。
下り始めると今日の憧れの地、五色ヶ原が見えるようになる。
途中竜王岳と鬼岳の鞍部には雪渓がありトラバースするところがあるので、ロープが張ってありますが、あまりロープに頼らずしっかりとステップを切って歩いてください。
このあたりにはコバイケイソウの大群落があり、高山に来たッ!という感じでしょうか。
室堂を出発して4時間ほどで標高2714㍍の獅子岳頂上に到着です。ここで行動食のお昼を食べながら、山頂からの槍ヶ岳を十分に満喫できます。
獅子岳山頂から1時間ほどでザラ峠、ここ迄来るとあともう少しなので、
100㍍の標高差を登ると、もうそこは五色ヶ原の入り口です。
木道が現れてくるのでしばらく進むと五色ヶ原山荘がみえてきます。ザラ峠から約1時間で山荘へ到着です。室堂からは約6時間で到着です(休憩時間を含む)
途中の五色ヶ原には一面チングルマが咲き乱れており、クロユリなども歓んで山ガールさんを出迎えてくれます。
夕食まで時間があるのでこの素晴らしい雲上の楽園を楽しんでください!
もし時間がある方は、ぜひここでもう1日過ごされるのをお薦めします。
写真を撮ったり、散策したり、スケッチしたり憧れの五色ヶ原を満喫してください。
写真はコバイケイソウです.
普通に夏の高山で見られるユリ科の高山植物ですが、開花、結実に大きなエネルギーを使うために大群落が見れるのは数年に一度といわれています。
バイケイソウは高さが1.5m位まで育ち、花の色が緑白色ですが、高山型のコバイケイソウは高さが1m位で、花の色が白から淡黄色で少し小さい花です。