山ガールさんへの山の贈り物- 霧氷の高見山①2012.02.26

山ガールのみなさん、こんにちは。

先週、霧氷で有名?な高見山に行って来ました。
高見山の霧氷バスが出るのは、今シーズンは2月26日(日)が最終日だという事らしいです。
先週半ばからのあの陽気でしたので、霧氷は見れないと諦めて出掛けたのですが、
今まで見たことの無い、本当に素晴らしい、見事な霧氷の世界でした。

山ガールのみなさん、「海老の尻尾(えびのしっぽ)」ってご存知でした?
私は恥ずかしいですが、全く知りませんでした。
小耳にはさんだ登山者同志の会話の中にも『今日は山頂の「海老の尻尾」は出来てました?』という風に普通に使われていました。
その「海老の尻尾(えびのしっぽ)」!!をこの目で見て来ました。

金剛山の霧氷が不発でしたので、ネットで霧氷の見える山を検索していたら、冬の高見山の紹介がたくさん掲載されていました。 有名なんですね!
私は関西に長く居りながら、今まで高見山という名前を全く知りませんでした。

高見山は三重県松阪市と奈良県吉野郡東吉野村の境界に位置し、台高山脈の北端に位置しています。
標高は1248.3mですが、その山容は三角錘の秀麗な形をしており、その形から関西のマッターホルンとも呼ばれています。

奈良交通のHPを参考に、高見山登山口から登り、小峠(ことうげ)経由で高見山山頂に登り、杉谷平野分岐を経て下平野に下山することにしました。
マイカーで行くのでしたら別ですが、バスは榛原駅からは高見登山口行きが、
そして榛原駅行きは高見平野発しか出ていませんので、このルートしか選択肢がありません。

2012年2月26日(日)今日の天気は1日中曇りの予報です。
朝7時に自宅を出て、近鉄上本町駅8時15分発の急行で榛原駅へ、上本町駅のホームにはそれらしき人が多く居られました。
榛原駅からは奈良交通の臨時バス「高見山霧氷バス」に乗り約40分で高見登山口へ到着です。
この霧氷バスは全員着席での運行ですので、大変好評です。
曇りの天気予想に反して雨が降っているのかと見れば、途中からなんと雪でした。

高見登山口でいよいよスパッツを付け、出発です。
登山口から小峠までは、杉林の案外!ゆるい登りをすすんでいきます。
歩き始めてすぐに、うっすらと積雪の道を登るようになりました。
大峠からは急な登りに変わり、光景も一変です。
いたるところ霧氷だらけで、ブナやスギの枝にも雪が凍りついて、写真の様な光景が出来ていました。
この素晴らしい光景の冬の高見山にハマってしまいそうですね。

途中写真を撮りながら登って来たので、山頂に着いたのが12時45分でした。
帰りのバスの時間があるので午後2時には出発しないといけないので、時間がありません。
さあ、急いで昼食をとり、下山です。


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写真は高見山・大峠付近の霧氷の景色。
2012.02.26撮影