山ガールさんへの山の贈り物-3000m峰をめざそう④北岳

山ガールのみなさん　こんにちは。
今週の後半からようやく天気も回復しそうですね。
しかし８月は雷雨には十分注意して登山しないといけませんが・・・。

この雷雨から身をまもる唯一の方法は
「早立ち早着」しかありません。
朝は遅くとも６時までには出発し、そして午後１時までには目的地に到着するよう行動しましょう。
しかしそれでも雷に遭遇してしまうことがあります。

学生時代にお昼過ぎに、南アルプス北岳頂上で行動食を摂っていると、突然、静電気の気配を感じ、「ジーン」と何か鳴ったように思いました。
おそらく、北岳山頂で雷雲の真っただ中に居たのだろうと思われます。
そこからすぐ下に見えていた北岳稜線小屋(現　北岳山荘)まで小走りで急いで下りましたが、その３０分間が本当に長く感じました。

さて　初心者から中級者向けの、お奨めの3000ｍ峰　の続きは
お奨めその②－北岳。
北岳はご存じのように日本第二の高峰で標高が3193ｍありますが、広河原からの登山ルートは難しい所もなく、初心者の方でも安心して楽しめる山です。
山ガールのみなさんは富士山に次いで2番目ということで、ぜひ登って見たいと思われるでしょう。

北岳は大樺沢から突き上げる北岳バットレスの岩壁、高山植物の群落、そして3000ｍを超える稜線からの360℃の雄大な眺めとすべてが味わえる山です。

特に高山植物は、山頂へ向かう草すべりや小太郎尾根の斜面、八本歯のコルから北岳山荘へのトラバース道などに群落が見られ、高山植物の一大宝庫になっています。

日程に余裕のない方は北岳往復だけでも十分楽しめますので、
登りは広河原、二股から右股コースを通り、北岳肩ノ小屋、北岳へ。
下りは北岳から間ノ岳方面へ下り、吊尾根分岐で左折れして、八本歯のコル、大樺沢左股コースを下り二股から広河原へ戻ります。

時間的に余裕があれば、雄大な縦走路で、間ノ岳、農鳥岳と縦走して、大門沢小屋を経由し、奈良田に下山するのも良いでしょう。
この縦走路も難しい所はありませんので、日程に余裕がある方にはお奨めです。
これでなんと3000ｍ峰を三峰クリアーですよ！

写真は北岳3193ｍと北岳山荘。

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