家ちゃんの栄養通信10月号 Vol.12

皆さんこんにちは。
今月の家ちゃんの栄養通信10月号は、骨粗鬆症についてです。

骨粗鬆症は、骨が弱くなることを特徴に、骨折のリスクが高くなる骨格疾患と言われるものです。

今回は、骨量と年齢の関係のグラフを用意しました。

骨粗鬆症は、男性よりも女性の方が約4倍もなりやすいと言われています。

それの原因は、50歳代前後での閉経に伴い、女性ホルモン(エストロゲン)が少なくなるからです。

女性ホルモンが少なくなるにつれて、骨密度(骨の強度)も低下し、骨折する危険性が増します。

骨の栄養素といえば、カルシウムですが、牛乳やヨーグルトだけでなく、野菜からも摂ることができます。

今回注目した食材は、切り干し大根です。

切り干し大根は、大根を天日乾燥することによって、生の大根よりも栄養素もうま味もぎゅっと凝縮されています。

骨を強くするカルシウムに注目すると、通常の大根の2.4倍も含まれています。
普段はしょうゆの煮物が多いと思いますが、今回は洋風の煮物にしました。

生野菜が今、高騰しているので、お手頃に作りやすいように缶詰の食材のトマト缶を使いました。

歯ごたえがあるような食感にしたい場合は、切り干し大根を戻す時間を短くすると、食感が楽しめます。

ぜひ、お試しくださいね。

管理栄養士 家入