海外の感染症情報

【変異型のインフルエンザウイルス】

◆米国における変異型のインフルエンザウイルスによる感染例について(2012年8月10日)

 米国のCDCは、変異型のインフルエンザA(H3N2)ウイルスによる感染について公表しました。
 2011年の8月に初めて確認されて以降、2011年は12例の報告がありましたが、2012年はすでに154例の報告を認めております。これらの多くは7月以降に報告があったものです。
 米国では何千もの農産物・品評会が各地で開催されており、その際に豚と接触したことによる豚から人への感染であると確認されております。持続的な人から人への感染は確認されておりません。