名古屋市より ポリオ(急性灰白髄炎)の定期予防接種についてお知らせ

ポリオ(急性灰白髄炎)の定期予防接種について(不活化ポリオワクチンに関するお知らせ)

2012年8月21日

従来、ポリオ(急性灰白髄炎)の定期予防接種に使用してきた生ポリオワクチンは、極めて稀ですが麻痺等の健康被害が発生するリスクがありました。
こうしたことから、これまで国は生ポリオワクチンから不活化ポリオワクチンに移行することについて、検討を重ねておりましたが、平成24年9月1日から、全国一斉で定期予防接種に使用するポリオワクチンを生ワクチンから不活化ワクチンへ切り替えることとしました。
これを受けて、名古屋市では、春季と秋季に各区の保健所で実施していた集団接種から市内の指定医療機関での個別接種に変更しますのでお知らせします。

詳しくは、名古屋市ホ-ムペ-ジ
http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000038494.html


【補足】
2012(平成24)年9月1日から接種可能となるワクチンは、単独の不活化ポリオワクチンです。
4種混合ワクチンは、2012(平成24)年11月の導入を目指しています。
ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオワクチン(DPT-IPV)の4種混合ワクチンは、承認申請が行われており、現在、薬事審査や供給の準備などが進められています。
4種混合ワクチンも可能な限り迅速に導入できるよう取り組んでおり、2012(平成24)年11月の導入を目指しています。
2012(平成24)年9月1日以降、4種混合ワクチンが導入されるまでは、単独の不活化ポリオワクチンと、3種混合ワクチン(DPT)を接種してください。
単独の不活化ポリオワクチンが導入されてから、ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオワクチン(DPT-IPV)の4種混合ワクチンが導入されるまでの間は、単独の不活化ポリオワクチンと、3種混合ワクチンを接種して下さい。