ノロウイルス患者増加傾向!
ノロウイルス食中毒の予防方法
ノロウイルスは、次の点に特に注意をして食中毒を防止しましょう。
1.調理前、食事前、トイレの後、オムツ交換後、吐物の処理後は、特 に念入りに手を洗いましょう。使い捨て手袋の使用も有効です。
2.食品は中心部まで十分に加熱(中心温度85℃で1分以上)しましょ う。
3.調理器具類は十分に洗浄・消毒しましょう。
ノロウイルスには、アルコールや逆性せっけんはあまり効果があり ません。
まな板、包丁、食器、ふきん等は、十分に洗浄した後、熱湯(85℃ 以上1分以上)又は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm) で消毒しましょう。
4.下痢や嘔吐などの症状がある場合は、ノロウイルスに感染している 可能性がありますので、調理は控えましょう。
症状がなくても感染している場合があります。
日頃から手洗いをしっかり行い、使い捨て手袋を使用するなどし て、食品の汚染や他の人への感染を防ぎましょう。
5.患者の吐物や便には感染力のあるウイルスが残っている可能性があ ります。
乾燥してウイルスが飛び散らないように、速やかに処理をしましょ う。