尋常性白斑・白なまずについて漢方では・・・

尋常性白斑とは一部の色素が白く抜ける皮膚疾患です。

某化粧品で肌の色が抜けた症例が多数出ておわかりの方も多いかと思います。

現代医学では、原因もはっきりわからず、治療の方法もこれといった決めてもなく、紫外線を照射(ナローバンドUVBや、エキシマレーザー)したり、オクソラーレンを内服するか、ステロイド剤・活性型ビタミンD3外用剤・プロトピック軟膏を塗布する方法が取られているがなかなか治りにくい皮膚疾患です。

一因にはマラセチア菌という一種のカビが関係していると考えられます。
マラセチア菌は皮膚の表面に常在している脂が好きなカビで、
このカビが増えてくる皮膚疾患が、癜風・しろなまずと云う説があります。

また、ストレスも発症原因の一因です。

余談ですが、昨日健康食品の*****が効くと聞いて、購入出来ないかとこられた方がみえましたが、実際の所、効果はないと思います。

漢方薬で、体質改善をして試していくことが良いと思います。

【漢方薬】

◆漢方的には、精神的、肉体的な失調や、その機能上の乱れを是正するのを目的とし、体質改善をはかる事に由って治癒を早める、
特に漢方で最も特異な着眼点としているのはお血性体質が潜在していないかという事です、
まずはお血体質の運用を改善を試みると良いでしょう。

自己免疫不全に効果的な漢方を処方することで、尋常性白斑にもある程度効果があるともいわれています。
自己免疫不全は活性酸素の過剰蓄積が原因のため、活性酸素を取り除く漢方を用います。
例えば、活性酸素を取り除く効果のある「サポニン」が、高麗人参の7倍も含まれているという漢方薬などがあります。
但し、医療用漢方としてはございません。

効果が出たとしてもかなりの時間のかかるものだと思って下さい。

お困りの方は、まずはご相談を!!
JADP漢方ライフアドバイザ-/薬剤師吉田