血管を老けさせない!

老化の原因って? 血管が老けていくことです!

久しぶりの同窓会で『歳より若く見える人』を見て羨ましく思った事はありませんか?
理由は多々あるでしょうが『生活習慣の積み重ね』『運動量』『反射神経』などの違いも考えられます。
老いは誰にも平等に訪れるので避ける事はできません。
しかし、老化の速度を遅らせ『若々しさ』を保つ事は可能なのではないでしょうか?
『体だがだるく疲れやすい』とか『若い頃はこんなはずじゃなかったのに…』
などは個人差はありますが誰しも感じた事があると思います。
しかし、これらの症状で病院へ行っても病名はありませんから薬の処方はされません。例えば、老化現象の1つに疲労の回復が遅くなる事があります。
では、その原因は何なのでしょうか?幾つかの原因の中に、末梢の血流が不足しているのでは?と考えられます。
ではなぜ血流が不足するのでしょう?
それは加齢によって起こる毛細血管の減少にあります。

2008年に発表されたベルギーのリエージュ大学病院の研究
によれば、65歳以上の人の毛細血管の数は、30歳以下の人よりも、なんと40%も減少していることが明らかになりました。
私たちは太い血管のほうが重要な役割を果たしていると思いがちですが、血管循環の主役は、実は毛細血管のほうです。
長さの割合からみてみると太い血管は全血管の1%にも満たず、
なんと99%は毛細血管で占められているのです。
私達は毛細血管があるからこそ、酸素や栄養、さまざまなホルモンなど重要な物質を体のすみずみの細胞まで送り届ける事が可能なのです。
しかし毛細血管は非常にもろく弱いため、血流が滞ったりつまったりすればすぐに壊死してしまいます。
ストレスなどの影響で体内に活性酸素が増えれば、毛細血管が炎症を起こし、消滅する事もあります。
こうして毛細血管が減少すれば、血液循環が著しく滞り、全身の細胞が衰えて老化が急速に進んでしまいます。

女性が気になる肌の老化皮膚の細胞が新しい細胞に入れ替わる期間は、年齢と共に徐々に長くなります。
一般的には 20 歳代では 28 日、30 歳代では 40 日、40 歳代では 50 日、50 歳代では 90 日と言われてます。
この原因は毛細血管の血流が悪くなり新陳代謝が年々低下するためです。

特に「冷え性」の女性の肌は血流不足で細胞に栄養が届かなくなり、皮膚の再生能力も失われるなど皮膚や体の老化が進み、コラーゲンを作り出す細胞が減少してシミやシワ、たるみができやすくなってしまいます。

老化防止を防ぐには、

1)毛細血管に滞る老廃物や二酸化炭素を含む血液や体液を体内から排出させる。
  ↓
2)身体の隅々まで必要な酸素や栄養素を届けられるよう血流を改善す る
  ↓
3)健康な毛細血管が老化予防する
   ↓
4)「若さ」「美」「健康」を保つ

血管の若さを保つ事こそ若返りの秘訣です。

若返りの方法はいろいろありますが、最善の方法は血管を老化させないことです。
言い換えると血管内をスムースに血液が流れる状態を保つことが健康の条件、すなわち若返りの条件と考えています。

また、血管が老けていくと、高血圧,高脂血症、動脈硬化、狭心症、頭痛,頭重,肩こり,めまい,動悸などの症状が現れます。
放置しておくと大変なことになりかねません。

そこで血管を老けさせない為にも、当薬局推奨の漢方薬「生薬製剤二号方」をお勧め致します。

JADP漢方ライフアドバイザ-:薬剤師吉田