ロコモティブシンドロームとは・・
医療・介護分野における人手不足は深刻化し、
今までのように簡単に医療機関で療養もできないとなればやはり在宅介護、それにもまして高齢者のADLの保持が重要になってきます。
そのような中、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)という言葉をよく耳にします。
「主に加齢による筋・骨格系の障害のために、運動能力の低下をきたし、転倒や閉じこもりの危険性が高まったり、要介護状態になったり、要介護状態になる危険性の高い状態」と定義されています。
年をとると体の筋力等が衰え、転びやすくなったり、
寝たきりになったりしやすい状態ということです。
一方、高齢化社会のまさに当事者である高齢者の間では理想的な最後の時の迎え方として、
「ぴんぴんころり(PPK)」という言葉がはやっているようです。
これは「年を取ってもピンピンと元気に生きて、病気に苦しむことなく最期はコロリと亡くなる」
という経過を巧妙に表現したもので、
高齢者も単なる長寿ではなく、健康寿命を長くすることを理想としているということが読み取れます。
PPKを達成するには、まずピンピンし続ける為に運動器の寿命を最期まで伸ばしておかないといけないということになるわけですが、
介護が必要となる原因を調べた統計によると、関節の疾患や転倒・骨折を合わせると、なんと全体の約2割を占めているそうです。
このPPKを妨げる運動器の能力低下、
これこそがロコモティブシンドロームそのもの位置づけることができます。
これが内科の病気ですと、メタボリックシンドロームとなるそうです。
また、近年生活習慣病との関連性もあることがわかっています。
ではロコモティブシンドロームを予防する、
そのために今から私たちが予防しておくことにどんなことがあるのでしょうか。
そもそも筋力は40代から衰えるそうで、
いわゆる壮年期の社会人である我々にとっても他人事ではないようです。
予防には運動、食事があげられるようです。
まずはセルフチェックです。
立ったまま片足でソックスがはけますか?
**セルフメディケ-ション**
生活習慣病(高血圧・高脂血症、心筋梗塞など)が心配、予防治療に
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