【インフルエンザ19-20】例年よりも早い流行シーズン入り
厚生労働省は2019年11月15日、第45週(11月4日から10日まで)分のインフルエンザの発生状況を発表。
定点あたり報告数は流行開始の目安を上回る1.03人で、全国的に流行シーズンに入りました。
例年よりも早い時期の流行入りとなりました。
*インフルエンザにかかってしまったら
高い熱(38.5℃以上)でない場合、また下痢等の症状がない場合は一般の風邪と同じ対応で良いと思われます。
安静を中心とし、水分や栄養を十分にとりましょう。
高い熱(38.5℃以上)を認めた場合は、 発症後48時間以内であれば抗インフルエンザ薬(タミフルやリレンザ等)の効果(インフルエンザウイルスの増殖を抑える)が期待できます。
ただし、発症後すぐに受診しても検査で陽性に出ない場合がありますので、6時間以上経過した時点で受診される事をお勧めします。
また、一般的な風邪と違いインフルエンザは咳等で空気中に飛び散ったウイルスからも感染します。
感染力が強いので、感染に気付かずに出社したり学校に行くと感染を広げる事になります。
疑わしい症状のある時は、必ず受診しましょう。
(服薬中あるいはインフルエンザによる異常行動が社会問題となっています。10歳以上の未成年者がインフルエンザと診断された場合、抗インフルエンザ薬使用の有無にかかわらず、最低2日間は一人にならないよう保護者等の見守りが必要です。)
※なお、現在問題となっている「新型インフルエンザ」については、厚生労働省からの指示に従ってください。