診療報酬改定情報①(ジェネリック)

厚生労働省は7日、来年度から生活保護受給者が医療機関で薬を処方してもらう場合、ジェネリック医薬品(後発薬)の使用を原則とする方針を固めたようです。
現在も生活保護受給者に関わらず、全ての患者さんにジェネリックの使用を推進してはいますが、希望する方には先発薬が処方されており、今回の方針は、全額公費で賄われている生活保護受給者の医療費を抑制する狙いがあるようです。
厚労省によると、2016年の生活保護受給者のジェネリック薬使用割合は69%だったそうです。試算では、その使用率が1%上昇すると公費10億~15億円を削減することができる計算になります。

確かに公費≒税金なので、少しでも抑制できれば良いとは思いますが、ここだけ強制にしてしまって良いものかどうか?
また、ジェネリックを供給する側としては、今に始まったことではありませんが、多くの発売元からの選択と在庫の増加に対してどのように対応するのか?
などなど他にもいろいろと悩ましい事が満載ですね(^^;