吸入指導(イナビル)

インフルエンザの患者さんが少しずつ増えてきています。
12/1のブログでは、病院における検査のタイミングについて投稿しましたが、今回は薬局で服用する薬についてのお話です。
薬局で処方されるインフルエンザの薬は、大きく分けて飲み薬(タミフルなど)と吸入薬(イナビル、リレンザなど)に分けられます。

今日は、イナビルという吸入薬を吸入するときのコツについての投稿です。
イナビルは、他の飲み薬や吸入薬と違い、1回(大人4吸入・子供2吸入)吸入すれば終了です。その様な特徴もあるため、家に帰ってから吸入するより、薬局で指導を受けながらその場で吸入するケースが少なくありません。
インフルエンザに罹患している患者さんの多くは、咳症状を伴う事が多く、その様な中で粉薬を吸入するわけ(しかも4回も)ですから、薬局で指導しながらでも難しい事が少なくありません。当然ですが良くムセます。

ウチの薬局では、薬局で吸入される方に指導をする時には、必ずお水を用意します。特に初めて使う方は1回目の吸入でかなりの高確率でムセますので、吸入の最後だけでなく、4回の吸入する間にもお水を飲んでもらっています。
チョット苦しいですが、お水を飲みながら頑張って最後まで吸入してもらえれば、インフルエンザの治療はおしまいです。
家に帰ってから吸入する場合にも、お水を用意して吸入してみると良いと思いますよ
薬局で薬剤師に相談してみてくださいね(^^)