ちょっと変わった漢方薬の服用方法
病院や薬局で、「この漢方薬は服用するときに、出来たら喉の辺りでうがいするようにして服用するように」と指示を受けたことがありませんか?
写真の「小柴胡湯加桔梗石膏」(しょうさいことうかききょうせっこう)は、扁桃炎などで喉が腫れているような症状で服用することが多い漢方薬です。
この漢方薬の中には、腫れや炎症を取る作用のある石膏(せっこう)という生薬が含まれており、そのまま内服しても効果はありますが、喉の炎症が強い時には、この石膏の冷やす効果を期待して上記のような服用方法を指示されることがあります。
ちょっと抵抗ありますよね。口の中で暫く含んでいるだけでも違うようです。
これからの時期は、インフルエンザだけでなく扁桃炎などの風邪も多くなってきますので、先ずは罹患しないように気を付けましょう。