早食いは危険がいっぱい

先日、久しぶりに「早食いだねぇ」と言われました。
自分でも以前より気にはしていました。確かに早食いです。なぜそうなったかは分かりません。

メリットは、時間の短縮のみです。
デメリットは・・・
①肥満傾向になりやすい
早食い≒あまり食べ物を噛まないという傾向にあります。
本来は良く食べ物を噛むことで満腹中枢が刺激されて、適量の食事で「お腹いっぱい」という状態になりますが、あまり噛まないと満腹感を感じなくなり、必要以上に食べてしまうことが多くなります。だんだんと胃も大きくなり、満腹を感じる量も増えてしまいます。
また、脳が満腹を感じ始めるには食事をはじめてから約15分必要になると言われています。なので、早食いの人は満足感を感じるまでにより多くの食べ物を食べてしまうという事になってしまいます。
∴結果として肥満になる傾向が強くなります。
②虫歯になりやすくなる
噛まない=唾液の分泌量の減少に繋がります。
唾液が少ないと口内の汚れを取り除く事が出来なくなってしまうので、虫歯や歯周病のリスクも高めてしまいます。口の中が乾燥しているときは、数十倍も虫歯になりやすくなるというデータもあるようです。

一般的に唾液の分泌が良くなると、唾液中に含まれる酵素やホルモンなどによりガンの予防と抑制、認知症の予防、粘膜の保護と代謝促進、消炎作用、殺菌作用、血液循環を良くするなどの効果があるようです。

勘違いしてはいけないのが「ながら食べ」です。ゆっくり食べるからと言って、テレビを見ながらなどの「ながら食べ」が良いわけではありませんのでご注意を。
前から気にしていたのですから、今度こそはゆっくり味わいながら食べるような習慣をつけたいと思いました(>_<)