「お薬手帳」の使い方
薬剤師会の勉強会に参加していました。
潰瘍性大腸炎の勉強会だったのですが、潰瘍性大腸炎は、活動期と寛解期を繰り返す事が多く、服薬によって症状が落ち着いてしまうと服薬を中止してしまうケースが少なくないそうです。寛解の状態を出来るだけ長く維持する為には、寛解期でも継続して服薬する事が必要になります。
服薬の継続が出来なくなる原因の1つに「転勤」があるとの事でした。転勤先で新たに病院を探すのが大変だったりすることが原因のようです。
それを解消するための方法の1つとして、医療情報の一元化という方法があります。どこの医療機関からもその人の医療情報を得ることが出来るようにすることです。
医療情報をクラウドなどで一元化するためには、様々な問題がありますが、現状で一番簡担な方法はやはり「お薬手帳」なのではないでしょうか。お薬手帳で分かることは、服薬情報という医療情報の一部でしかありませんが、とても大切な情報だと思います。
お薬手帳は、患者さんご自身の為の大切な医療情報ツールです。是非上手に活用してください(^^)