どうなる?インフルエンザの治療薬

今シーズンのインフルエンザの患者さんも大分少なくなってきましたが、1回の内服でインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ薬として話題になった「ゾフルーザ」に関しては、耐性ウイルスの問題で最近いろいろと情報が出ています。

その様な中、日本感染症学会からゾフルーザの使用基準を作成するという記事が目に入りました。
何故かというと、ゾフルーザは他の薬とはウイルスを抑える仕組みが異なる為、万が一新型ウイルスなどが流行してしまった時の切り札的治療薬になることが考えられます。なので、通常のインフルエンザの治療で使用することで、耐性ウイルスが蔓延してしまうと、その切り札にならなくなってしまう可能性があるからです。

どのような使用基準が作成されるのかまだ分かりませんが、次の流行シーズンまでには、何らかの基準が設けられそうですね。