2019年もあと少し
皆様、こんばんは。
もういくつ寝るとお正月〜♪と毎日待ち遠しいです。
平成から令和へと改元された2019年は皆様にとって
どのような1年でしたでしょうか。
個人的には、マラソンという新しい趣味に出逢えたことが記憶に新しいです!
今日は最近読んだ「国境のない生き方」という本を紹介させていただきたいと思います。
著者 : ヤマザキ・マリ
職業 : 漫画家でイタリア在住。
日本と古代ローマを舞台にした「テルマエ・ロマエ」の作者です。
タイトルからも想像できるように、著者の子供時代から、14歳の欧州ひとり旅・イタリア留学・出産・漫画家デビュー・結婚を経て現在までの人生が書かれています。
この本は、自分なりに解釈すると、物事を狭い視野でみるのではなく、大きな目線でみることの大切さを教えてくれる本でした。
ヤマザキさんの本の中で記憶に残ったのは以下でした。(引用)
◎自分らしさって何?
よく「自分らしさ」みたいなことを言うけど、正直なところ、私にはわからないのです。「自分らしさ」って一体どういうことなのか。
「自分はこうだから」って、それに合わせたアイテムで装ったり、それに合わせた考え方をするようになっていたり、あるいはそこから外れたようなことをすると「自分らしくない」と言うけれど、「一体、誰がそれを決めたんでしょうね?」という話です。
自分らしいとか、らしくないとか、何かをやる前から囲いを決めてしまうことは、最初から自分で自分の限界を決めてしまうことに等しい。
振り返ってみても、私は、ただ前からやってくるものを、はっ、はっと必死で乗り越えたり、よけたりしながら、ひたすら前に進んできただけで、その時に自分らしいとか、らしくないとか考えたことは一度もなかったと思います。
無我夢中で生きていると、そんなことは二の次、三の次で、どうでもよくなるのではないでしょうか。
(引用終わり)
私自身、ベトナムに交換留学してた頃は
自分らしさとは何かを考えることもなく
ベトナムの友人と田舎や村にバイクやインドみたいなギュウギュウ詰めのバスで出かけたり、駐在員の日本人仲間とラグビーしたり、日本語教師したり、何もない村の青空教室で英語教えたり、1日1日が濃度が濃い日々を過ごしていました。
積極的に行動してたので寂しさは全く感じなかったですし、人に教えることが好き、旅(での出会い)が好き、何よりベトナムが好きと、帰国後振り返ると気付きました。
自分らしさは、後から付いてくるという部分に共感しました。
2019年も残りあと21日ですが
風邪など引かれないようお気をつけくださいませ。