薬膳100の話:「きつねつき」に効く薬草

 その昔、タイトルは忘れましたが、薬草の本をみていましたら目に飛び込んできた文字が

『 効能:・・・、きつねつき、・・』

 え!、“ きつねつき ”って病気なの?

 狐付(きつねつき)とは、どうゆう状態か想像すると・・
(1)ふさぎこみ、人とコミュニュケーションができなくなる。
(2)昼間は活動しないが、夜中は眠れない。
と、いうことは、これは『うつ病』とよく似た状態。

 効能の書かれた薬草は「百合(ゆり)」。昔から、木の芽立ち(春)に起こる自律神経失調症(?)など病気を「百合の病」といい、根を煎じたものをつかっていました。

 すなわち、昔の人は経験で「うつ病」のことを「狐付」とよび「百合」で治していたのでは。。


ということで、それからというもの「薬膳の不思議な世界」に足を踏み入れていくのでした。


(写真:チャリティーコンサート「二胡でニコチンをやめよう」H17.12.11 )