戌年豆知識;【「竹」と「犬」で「笑う」】
平安時代、出産や育児は女性にとってとても大事で、まさに命懸けのことでした。少しでも無事に出産が出来る様にとの気持ちから、人の近くにいる動物の中で安産でたくさん子供を授かる犬にあやかり、暦の「戌(いぬ)の日に腹帯」を巻いて「犬張り子」を飾るようになりました。
江戸時代頃になると張り子を竹篭の中に入れるようになりますが、これは犬と竹で「笑」という字になるという、縁かつぎです。