今月の薬膳;クリスマスの丸太(ケーキ)

英語ではcake(ケーキ)、ドイツ語ではKuchen(クーヘン)、フランス語ではgateau(ガトー)、イタリア語ではtorta(トルテ、大きなケーキ)。英語圏には1200年頃から見られ、古代ノルド語 kaka が由来だそうです。

ケーキの始まりは古く、古代ローマ時代には、あまいパンが生まれています。職業としてのパン屋も現れ、アーモンドに蜂蜜を絡ませたものやチーズケーキが作られたのも、この時代。デザートの習慣も始まりました。

 「クリスマスケーキ」の誕生は19世紀のフランスです。キリストの生まれたとき暖かく守るために暖炉に薪をくべて火をおこした、ということに由来する「ブッシュ・ド・ノエル(クリスマスの丸太)」というケーキを食べるのが一般的です。