今月の薬膳:江戸時代に禁止令:茄子
ナスはインドが原産地、、5世紀ごろには、西の古代ペルシャやアラビア半島、東は東南アジア・中国へと幅広い地域に広がりました。
ナスは暑いほうが育ちやすく、太陽の光が強いほうが色がきれいになります
東南アジアでは、特に古くから栽培されており、日本では見られないような赤、黄、緑、白などカラフルで、形や大きさも様々な物が市場に並ぶようになりました。
江戸時代には、初なすを少しでもはや作ろうとする技術もはじまりました。当時、あまりに高い値段で売り買いされたために、幕府が禁止令を出したこともあったようです。
ナスの皮は色鮮やかな紫色をしていますが、この紫色は「ナスニン」とよばれるポリフェノールの一種です。動脈硬化やメタボなどを防き老化予防に効果があります。