フィガロの結婚

おはようございます。2014年3月21日(祝)感謝の朝です。有難うございます。今日も宜しくお願い致します。+570「フィガロの結婚」モーツアルト作
「幸福というものは、想像の中だけであるものですから」とモーッアルトは21歳で言い、幸せを心から感じることは、難しく、理想に向かってもがき続けている時期でした。でも、後に名作と呼ばれる作品を次々と生み出しています。作品総数は、700曲以上
今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように( ´ ▽ ` )
あらすじ
【時と場所】 18世紀半ば、スペインのセヴィリャ
【登場人物】アルマヴィーヴァ伯爵(Br): 領主 伯爵夫人(S): 伯爵の妻 スザンナ(S): 伯爵家の女中
フィガロ(Bs or Br): 伯爵の従者 ケルビーノ(Ms): 伯爵邸に住む少年 バルトロ(Bs): 伯爵家お抱えの医者 マルチェリーナ(Ms): 伯爵家の女中がしら バジリオ(T): 伯爵邸の音楽教師 ほか
【第1幕】時は18世紀、舞台はスペイン、セヴィリャのアルマヴィーヴァ伯爵の館。伯爵の従者フィガロと、同じく伯爵家の女中スザンナの結婚式当日の話です。フィガロはスザンナから驚きの事実を聞きます。それは、二人の主人である伯爵が、手先の音楽教師バジリオを使って、スザンナを誘惑しているというのです。フィガロは怒って、伯爵をこらしめる作戦を考えます。
 【第2幕】その作戦とは、伯爵に仕える少年ケルビーノにスザンナの服を着せて、伯爵がスザンナと夜こっそり会おうとしたときに、彼を差し向けて驚かせようというものでした。事情を知った伯爵夫人の協力のもと、スザンナが少年ケルビーノに女装をさせます。そこへ急に伯爵が現れて大混乱。結局、フィガロの作戦は失敗します。その上、フィガロにお金を貸していた女中マルチェリーナおば様が、弁護人バルトロといっしょにやって来て、「借金を返さないなら、フィガロは私と結婚する約束だったわ」と言い出します。フィガロとスザンナの結婚のゆくえはわからなくなりました。
 【第3幕】ところが大変な事実が発覚します。捨て子だったフィガロ、実は、マルチェリーナおば様と弁護人バルトロの二人が若かりし頃、恋の火遊びをした結果、できてしまった子供だったのです。つまり、父母、息子の関係でした。この3人にスザンナを加えた4人はすっかり意気投合。無事、フィガロとスザンナは結婚式を挙げることができました。さて、一方の伯爵はというと・・・、まだこりずにスザンナを誘惑しようとしています。見かねた伯爵夫人は、今度は自分がスザンナの服を着て、密会の現場に行くことを決心します。
 【第4幕】その夜、屋敷の裏庭。伯爵は、スザンナと秘かに会えるのを楽しみにやってきます。そして、スザンナの服を着た伯爵夫人をスザンナと勘違いして、甘い言葉をささやくのです。これで証拠は押さえられました。伯爵夫人は何も知らない伯爵に正体を明かします。スザンナと思って近寄った伯爵は、実はそれが自分の妻だったことを知って驚きます。深く反省した伯爵のことを、夫人は温かく許してあげたのでした。