我々は、他人が我々を必要とする以上に他人を必要としている」アルベール・カミュ

おはようございます。2014年3月30日(日)感謝の朝です。有難うございます。今日も宜しくお願い致します。+578「我々は、他人が我々を必要とする以上に他人を必要としている」アルベール・カミュ

アルベール・カミュは、フランス領アルジェリア出身の二十世紀を代表するノーベル賞作家。不条理をテーマとした「異邦人」を発表し、大反響を起こした。「カリギュラ」「ペスト」「追放と王国」などの代表作がある。カミュが一歳の時に父が戦死、残された母はもともと難聴に加えて発話にも支障をきたすようになる。祖母のもとに身を寄せ、貧しい幼少期を送り、1918年に公立小学校に入学。貧しいサンテス家ではもともと高等学校へ進学する希望はなかったが、この学校の教諭ルイ=ジェルマンはカミュの才能を見抜いて彼の家族を説得し、おかげで1924年に、奨学金を受けながらアルジェの高等中学校リセ=ビジョーに進学することができた(カミュは彼から受けた恩を生涯忘れず、ノーベル賞記念講演の出版の際に「ルイ=ジェルマン先生へ」との献辞を添えている)。1936年5月、学位論文「キリスト教形而上学とネオプラトニズム」を提出しアルジェ大学を卒業。この時に感じた疎外感が「異邦人」の執筆へとつながっていく。新聞記者として働きながら、小説を執筆していたカミュ。戦争の影響で職を失ったが、1957年、異例の若さである44歳でノーベル文学賞を受賞した。人生のストレスの多くは人間関係によってもたらされる。だが、その一方で、幸福感や生きがいを与えてくれるのもまた、人間関係なのである。カミュは、この不条理の世の中で神の存在に理解しようとしていたのかもしれません。1960年交通事故で死亡。
今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように( ´ ▽ ` )