「ドラマというものは、人生から退屈な時間をカットしたものだ」アルフレッド・ヒッチコック

おはようございます。2014年4月5日(土)感謝の朝です。有難うございます。今日も一日宜しくお願い致します。+583

アルフレッド・ヒッチコックは、「サスペンスの神様」とも称される。二十世紀イギリスの映画監督。「三十九夜」「バルカン超特急」「レベッカ」「烏」「サイコ」「裏窓」などでアカデミー監督賞にノミネートされ、フランス文化勲章も授与されている。鶏肉店を経営するかたわら果物の卸売商もいとなんでいたウィリアム・ヒッチコックと妻のエマ・ジェーン・ヒッチコック(旧姓ウェーラン)の三人の子供の二番目であった。一家はアイルランドのカトリック教徒であった(イギリスでは少数派)。ヒッチコックはロンドンでカトリックの寄宿学校に入学。性格は、とても生真面目だった。ヒッチコックの作品は非常に高度な映画技法を駆使して作られており、際立った演出手腕を持った映画監督と言える。その映像テクニックは技術本位ではなくあくまで演出上必要であるからこそ使われ、結果的に絶大な効果を上げている。特にスティーブン・スピルバーグはヒッチコックの演出テクニックを生かした演出を行っているのが有名である。ヒッチコックは、自分の作品のどこかにほんの一瞬だけ必ず姿を出すことで知られる(後姿やシルエットだけのこともある)。もともとこれは、初期の頃予算不足のためエキストラを満足に雇えず、やむなく出演していたという単純な理由だった。しかし恰幅の良い容貌で目立つためファンが探すようになってしまい、いつの間にか恒例になったものだという。理由はともかく、そのおかげでファンは作品がどんなにスリリングで手に汗握るものであれ、監督がいつ画面に登場するかを心待ちにするという稀有な楽しみを与えられた。しかし後年はこの「お遊び」があまりに有名になってしまったため、観客が映画に集中できるよう、ヒッチコックはなるべく映画の冒頭に近いところで顔を見せるように心がけていた。私自身、小さい時、ヒッチコックのドラマ映画は、恐怖と戦いながら見ていた記憶が蘇ります。退屈な時間をカットしていただいていたのかもしれません。

今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように( ´ ▽ ` )