優越を求める努力

人は正しいことをして注目をされないと時に「負の注目」を集めようとする。人生をみじめにするような努力はやめるべきだ。アルフレッド・アドラー

おはようございます。2014年4月28日(月)感謝の朝です。有難うございます。今日も宜しくお願い致します。+596

勉強して優秀な成績を取ること。グレて非行に走ること。この二つは正反対な生き方のように見えて、実は同じ目標を追いかけた生き方だとアドラーは考えました。二つの努力の目標は、親や周囲から注目を集めたいという意味で完全に一致するからです。子どもは誰もが全力をを傾けて親に認められようとします。アドラーはこれを「優越を求める努力」と呼びました。人は「ほめられる」という「正の注目」を得られないとわかると「叱られる」という「負の注目」を集めようとします。マザー・テレサは「愛情の反対は無関心だ」と言いました。無視されるくらいならば、叱られたほうがいい。子どもは、そのように思うのです。しかし、その考えでは人生はうまくいきません。幸せになることはできないのです。ですから「負の注目」を得るのではなく、たとえ小さくても「正の注目」を集める努力をしなくてはいけません。人生をみじめにする方向への努力をやめなければならないのです。

今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように( ´ ▽ ` )