意識と無意識、理性と感情が葛藤するというのは嘘である。

意識と無意識、理性と感情が葛藤するというのは嘘である。「わかっているけど出来ません」とは、単に「やりたくない」だけなのだ。アルフレッド・アドラー

おはようございます。2014年5月12日(月)感謝の朝です。有難うございます。今日も宜しくお願い致します。+606

フロイトを中心とする古い心理学では意識と無意識を明確に区別しました。しかし、アドラーは意識と無意識は矛盾しているように見える場合でも、同じ一つの目的に向かって統一的に相互に補うように働いていると言いました。一見矛盾しているように見えながらアクセルとブレーキの関係のようにどちらも必要な働きとして助け合っているのです。

例えは、ある旅人が、旅の途中で二人組の人たちに出会った。ひとりが親切な人だったので気を許していたら、もうひとりの人に財布を盗まれてしまった。しかし、この二人は実はぐるだった。ともに示し合わせて財布を盗もうと計画をしていたのである。この二人組は意識と無意識であり、アクセルとブレーキの役割を果たし、同じ目的、すなわち盗みに向かっていたというわけです。同じように理性と感情も矛盾しないのです。それらは一つです。

今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように( ´ ▽ ` )