感情は排泄物なのだ

怒りなどの感情をコントロールしようとするのは無駄である。感情は「排泄物」なのだ。「排泄物」を操作しても何も変わらないだろう。アルフレッド・アドラー

おはようございます。2014年5月14日(水)感謝の朝です。有難うございます。今日も宜しくお願い致します。+608

私たちは日々、怒りや悲しみなどの感情に支配されているように感じています。そのため「怒りをコントロールする方法」などの書籍が注目を集めています。しかし、アドラーは、感情をコントロールすることを否定します。感情はライフスタイル(性格)による排泄物でしかなく、その排泄物を操作しても何も変わらない。ライフスタイルを変えることで、おのずと感情が変わります。ライフスタイルは、物事の捉え方・認知の中核を為す基本的信念です。

例えば、廊下を歩いていた異性が、クスッと笑ったのを見て「馬鹿にされた」と認知し、「怒り」という感情を感じる人もいれば、「自分を好きに違いない」と認知し、「喜び」という感情を感じる人もいる。

その際に、「怒り」という感情を操作することは出来ません。そうではなく、その感情を生み出した認知を修正するのです。「馬鹿にされた」という認知の根底には、自分は人に好かれるはずがないという自己否定的なライフスタイルが隠されているのです。それこそが正すべき対象なのです。怒りそのものを操作しても意味がないのです。

今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように( ´ ▽ ` )