アメとムチ、しかるとほめる教育の落とし穴

叱られたり褒められたりして育った人は、叱られたり褒められたりしないと行動しなくなる。そして、評価してくれない相手を敵だと思うようになる。アルフレッド・アドラー

おはようございます。2014年6月13日(金)感謝の朝です。有難うございます。今日も宜しくお願い致します。+636

いまだにアメとムチ、すなわち、ほめたり叱ったりすることで人を育てることが正しいと信じている人が多くいます。それは明らかな間違いです。

ご褒美や褒め言葉で相手を釣る限りは一生それをやり続けなくてはならないことになります。しかし、人が見ていないところでは、相手はその行動を取らなくなります。私たちが見ている時にしか行動を取らないのです。

その逆であるムチ、すなわち叱るやバツで相手の望ましくない行動を防ぐのも同じことです。自分の意思で行動をやめるのではないので強制がなければ問題行動を続けます。私たちの監視の目が届かないところで相手は問題行動をとるでしょう。つまり、アメとムチは何の問題解決にもならないのです。

それだけではありません。

アメとムチでコントロールされることに慣れた人は、褒めてくれない人を敵だと思うようになります。

アメとムチ、叱ると褒める教育は、教育ではありません。むしろ逆効果になってしまいます。

今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように( ´ ▽ ` )