人は失敗を通じてしか学ばない

人は失敗を通じてしか学ばない。失敗を経験させ、自ら「変わろう」と決断すつのを見守るのだ。アルフレッド・アドラー

おはようございます。2014年6月18日(水)感謝の朝です。ありがとうございます。今日も宜しくお願い致します。+641

アドラー心理学における教育では「結末を体験させる」ことを重視しています。もしも子供が片付けをしようとしない場合であれば、叱らずに放っておくほうが効果的なのです。片付けなかったことにより、次に自分が欲しいおもちゃを探すことに苦労するのです。ですから、片付けておくほうがはるかに探すのが楽だということを学習します。

しかし、おもちゃを出しっぱなしにしておくことは、大人にとってストレスにつながります。そんな時は、大きな箱をひとつ用意し、子供が散らかしたおもちゃや洋服を片っ端から箱に投げ入れておけばいいのです。これにより床の上はスッキリし大人のストレスはなくなるでしょう。そして、ごちゃごちゃなまま箱に入れられたおもちゃを探すのに子供は苦労し、そこから片付けの重要性を学ぶことでしょう。

この結末経験をさせるという手法は子どもの教育に限らず大人にも当てはまる法則です。

人は失敗から学びます。ですから、リスクがある仕事もどんどん任せることが大切です。一度や二度の失敗を恐れて何もさせないより、わざと失敗をさせるぐらいの気持ちが重要です。

できるようになってから任せるのではなく、任せるからできるようになる。アドラーの教育は、子供だけでなく大人にも通用するのです。

今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように( ´ ▽ ` )