幸せに一歩近づくには

自分と違う意見を述べる人はあなたを批判したいのではない。違いは当然であり、だからこそ意味があるのだ。アルフレッド・アドラー

おはようございます。2014年7月3日(木)感謝の朝です。ありがとうございます。今日も宜しくお願い致します。+654

共同体感覚を高めるということは、キリスト教で言うところの隣人愛を持つことに似ているとアドラーは言いました。そして、隣人愛を持つということは、隣人が私を愛してくれるから私も隣人を愛するのではなく、隣人が私を愛してくれなくても私から隣人を愛する。つまり、見返りを求めない愛を持つことに他なりません。

しかも、見返りを求めないだけでなく、自分と違う意見、価値観を許容しなければなりません。自分と同じ意見、価値観を持っている人だけを愛するのでは、共同体感覚を高めることは不可能です。人の価値観は、十人十色。意見は違って当然だからです。

私たちは自分と違う意見を耳にすると、あたかも自分が非難されているかのように感じ、不快感を持ってしまいます。そして、自分と違う意見に対抗して競争的な対応を取ってしまいがちです。そうではなく、違う意見があるからこそ意味があるのだと思うのです。同様に、自分の意見を相手に押し付けてもいけません。相手が自分の意見と違う意見を持つことを許容する。違いがあって当然と受け止めるのです。このような考えを持つつことができれば共同体感覚は高まっていくでしょう。その結果、自分の居場所を確保できるようになる。幸せに一歩近づくことができるようになるのです。

今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように(^-^)