相手と自分の不完全さを認めることから

自分の不完全さを認め、受け入れなさい。相手の不完全さを認め、許しなさい。アルフレッド・アドラー

おはようございます。2014年7月4日(金)感謝の朝です。ありがとうございます。今日も宜しくお願い致します。+655

自分と異なる意見を許容し、自分の意見を相手に押し付けない。それが共同体感覚を高める具体的な方法である。それと同様に、相手と自分の不完全さを認めること。それも共同体感覚を高めるために不可欠な具体策です。

私の友人Aさんは、Bさん夫婦の結婚披露宴の席で礼儀をわきまえずに騒いでいる友人たちに強い怒りを覚えたと言いました。本来であればBさん夫婦を主役にして自分たちは聞き役に回るべきであるとAさんは考えました。しかし、他の友人たちはそんなことに気が回らず大いに盛り上がっていたらしいのです。

Aさんは彼らに注意をしたところ「┐(´∀`)┌ハイハイ」と受け流し一向に改める様子もありません。

Aさんは非常識な彼らを軽蔑し睨みつけました。彼らを責めることでやめさせようとしたのです。

Aさんの配慮は素晴らしいと思います。しかし、その配慮を他の友人に強制することは共同体感覚に反すると言えるでしょう。配慮が足らずドンチャン騒ぎを友人達は不完全な人間です。けれども、そんな彼らを睨みつけるAさんもまた不完全。お互い様であるならば、不完全である彼らも許すべき。それなしに共同体感覚を高めることはできないでしょう。

だからこそ人間臭い。だからこそ愛らしい。そんな度量の広さをいつも持ち合わせていたいものです。

今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように(^-^)